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たとえば、それが

交流戦が終わった。結果的に、オリックス・バファローズの借金は現在のところ
11と過去最悪だとのこと。

正直なところ、それは客席を見ても明らかだった。
ホームゲームにも関わらず、1塁側でも相手チームを応援する観客が多い。
普段なら見かけないダフ屋まで、うろついていた。
それほどまでにセ・リーグの球団とオリックスの人気は深く大きな溝があると
感じた。

女子会スタジアム、サラリーマン応援dayなどそれなりにイベントを重ねてきた
オリックスだけれども根本的にチームが強くならなければファンはついてこない
のではないだろうか。

人は何を見に来ているか。
何を目的として球場に来ているか。

これらを球団側も、選手も良く考えて欲しいと思う。




ただ、あんなにもホームらしからぬ応援の声がかき消される球場で
プレーするのは、なかなか辛いんだろうなとも思う。

ごめんね。って何度も思った。

今後5年くらいかけて、球団人気を上げていくとすれば、それは
どのような方法を取ればいいのだろうか。

本来であれば業界全体の成長率の指針としての、入場者数の
推移と選手の年棒あたりが数字として欲しいところか?
球場周辺地域への経済的な影響というものも、気にしてみたい
ところだが、それは具体的な数字をまとめているところがあるとは
思えないので難しいだろう。

ざっと考えてみたところで、マーケティング的な視点からだと
以下の様なことが言えるのかな―とか考えてみる。
(※あくまでも素人の考え)


・競合先を考え、分析する
・売上構成を予測し、そこからマーケットを絞る
・ロッテなど他球団に関しての成功事例を導入できないか検討する

最終的に、現在の問題点の大きなものとしては
(成績が伸び悩んでいることを除いて)
おそらくはマーケットを絞り切れていないところにあるのではないかと考える。

絞り込んで対象を決定するのは、かなり難しいことではあるだろう。

お金を落としてくれるファンが全ていいかと言うと、そうとも言い切れない。
人は身銭を切った者に対して、必要以上に厳しくなることもあり得るからだ。
となると、対象は子供になって来るのだろうか。
しかし子供を何度も何度も球場に惹きつけるには、なかなか難しいところも
ある。さらに言えば、ナイターの時間を考えると大人と一緒に来なくては
いけないことや途中で帰ることも考えるとなかなか難しい。

一度腰を据えて、数字と取っ組み合いしてみたいな。
面白そう。

by hinatezza | 2012-06-18 12:24 | *やきゅう*